転職ドラフト・デザイナードラフトにおけるオファー年収の2つの意味合い。上限か下限か?

Koichiro, Sumi
2 min readJun 28, 2017

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えふしんさんがオフォー金額が「採用可能上限金額」と表現していたのにびっくりして、私の解釈を書きます。2つの解釈、オファーの仕方があると思います。

私はこのオファー金額は「採用可能下限金額」だと思っていて、このオファー金額で採用か不採用かYes or Noではない、採用する場合最低限これ以上は出します、ということを伝えるマナーみたいなもので、実際の年収はオファー金額と乖離する事があると考えています。

オファー金額を下回ることは10%迄しか許されませんが、上げることはいくらでも許されています。

書類でわかることはとても限られていて、また、書類で人を分かったつもりになってオファーを出すのはとても難しいので、その人と会って話して必要なら一緒に少しだけ働いてみて(ワークショップ)、やっと少しだけ分かると思っています。

なので、ドラフトで示されたオファー額は自分の上限だとは思わず、興味がある会社には会ってみて欲しいと思います。

もちろん、企業によっては採用可能上限金額でオファーをしてその後Yes or Noで判断しているところもあると思います。高額でオファーを一律に出して、本当に良い人だったら採用する、とにかく面接の権利を手に入れるんだ!というオファーの仕方もあるでしょうしそちらの方がどちらかというと主流派でしょう。

オファーの運用は会社によって違いますし、実際に面談してみないことにはお互いがわからないので、金額からは相場観は分からないと思います。

転職は企業にとっても、転職する側にしても、お互い人生を賭けたもので、ドラフトはゲームではなく、オファー金額は相場ではなく、マナーみたいなものだと思っています。

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Koichiro, Sumi

Founder of Sider. Sider is Automated Code Review Platform on GitHub. 取り留めもなく日々思ったことを綴ります。