英語勉強しよう — TOEIC受験したら600いかなかったグローバルスタートアップ企業の中の人のポエム

Koichiro, Sumi
4 min readAug 28, 2018

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私が所属する企業では、ずっと日英二カ国語でサービスを世界各国の開発者の方々にサービスを提供していました。そしてつい先日、USオフィスの立ち上げを行いました。

日本オフィスでも英語ネイティブ(日本語も話せる)メンバーや、英語のみ話せるメンバーも増えるなど、「英語が公用語」に急速に近づいていっています。

以前私が勤めていた楽天でも「英語が公用語」とされており、楽天在籍時代にはオンライン英会話やベルリッツに通ったりしながら少しずつ英語を勉強していました。

以降は全く勉強していませんでしたが、事業を進めるうちに、気がついたら英語が必要な環境になっていました。先日以下のような記事をMediumに書いてみました。

最近は隔月程度でSan Franciscoに行ってミーティングをしたり、オフラインのマーケティング活動をしたり、セールス活動をしています。

英語での採用面接や、事業提携、投資家とのミーティングなどもあり、「少しは昔より英語出来るようになったのでは(勉強はしていないけど)」と思い、TOEICを先日受けてみました。結果はこれです。

TOEIC SCORE

TOEIC Score 540

はい、スコア600にも到達していません。
頑張ります。頑張りましょう。とても英語をビジネスで使っている人とは思えないスコアです。

日本人の「英語話せます、TOEICスコアは何点です」という方々を面接させていただいた過去の肌感として、だいたいTOEIC850ぐらいある方なら弊社のメンバーと英語でコミュニケーションを取れる印象があります。600だと自己紹介などの簡単なコミュニケーションも取れない方がほとんどな印象です。それ故に、さすがに600ぐらいはあるだろうと過信していましたが、600にも到達していませんでした。

なお、同僚からは下記のような慰めのお言葉をいただきました。

日本人はリスニングの方が点あげるの難しいのが通常なので、すごいと思いますよ、この点数。日本人じゃ無い感じが。。

Listeningは普段聞き取らないとやっていけないので頑張って聞き取っているものの、読み書きはGoogle TranslateやGramallyを使って楽をしてしまっているので、Readingの速度が全然上がっていないんだと思います。Readingも頑張っていきたいと思います。

開発者の方とのコミュニケーションなら日本人も同じ単語を使うケース(Refactoring、Readability、etc)が多く、経営者・投資家間でも同じ単語(Subscription、Monthly Recurring Revenue、ARPU、etc)が多く、ビジネスに近い会話の方が日常会話より分かりやすい印象があります。TOEICはビジネス系の会話も多いですが、Readingについては日常的な物も多く、しっかりとそれらも学習しないといけないなと身にしみます。

「最近本当にSan Franciscoの家賃上がったよねー」みたいな雑談が繰り広げられたりすると私はもう現状ではお手上げです。何も話せません。

おわりに

自分の最近の状況を振り返って、下記のように思います。

  • 英語が出来ないからといって国際的な事業・起業が出来ないわけではない
  • 英語は絶対出来た方が楽。ちょっと出来る、流ちょう、ほぼネイティブ、ネイティブとハードルがあるが、流ちょうぐらいまでは到達しておきたい
  • 英語を理由に日本に閉じこもる必要はない

良いプロダクトや成果を出していれば英語が話せなくても、相手にしてくれる方はちゃんと相手にしてくれますし、英語が話せる・フォローしてくれるメンバーも見つかります。なので、英語を壁に感じて日本から出られない方は、一歩出てみても良いのではないかなと思いました。(TOEIC600ぐらいはきっと皆さん勉強すれば取れるでしょう)

以上、ポエムでした。

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Koichiro, Sumi

Founder of Sider. Sider is Automated Code Review Platform on GitHub. 取り留めもなく日々思ったことを綴ります。